アイデアを出すコツ

特許情報

人と違ったアイデアを出すコツがあると思いますか?

これがあるんです。

そのコツをご紹介する前に、少し話をさせてください。人間の脳は知っていることや経験したこと以外は考えられない構造になっているそうです。しかし、10年や20年に一度ぐらい画期的なまったく新しい発明や発見がされます。これはなぜでしょうか。それは、偶然をヒントにしたからです。目の前で起こった偶然と日頃から考えていたことに関連性があった時にひらめくわけです。これは偶然が基になっていますからそう簡単には起こりません。頭の良し悪しではなく確率の問題です。確率の問題ですから偶然を期待して追及してはいけません。それよりは、人間の脳みその特性、”知っていることや経験したこと以外のことを考えることはできない”に注力するべきです。

つまり、既に知っているAということとBということを組み合わせてゴニョゴニョと考えたら新しいCが出てくるってものです。これなら、知っていることがベースですから偶然よりはるかに効率が良いです。あのアインシュタインの相対性理論は天才だから思いついたかのように言われていますが、実は、マッハやローレンツという先人の学者の理論などを組み合わせてゴニョゴニョと考えたら出て来たらしいです。ウォークマンもそうですよね。既にあったポータブルレコーダーから録音機能を外してヘッドホンを付けた。つまり、ゴニョゴニョと考えて、既成の物を足し算引き算した結果です。

このゴニョゴニョと考えるためには・・・、これがアイデアを出すコツです。

私は電機メーカーの技術者でしたので、特許を書くのも仕事のひとつでした。アイデアを出し易くする(ゴニョゴニョと考える能力を磨く)ため通勤の電車の中であることをするのが日課でした。創造の訓練と自称していました。

何てことはありません。電車の中にある吊り広告を使ってちょっと頭の体操をするのです。まず、複数の関係の無い広告を選びます。次に、選んだ広告の内容を無理やり合わせてみます。例えば、ビールの広告と車の広告があったとします。ビールと車を合わせて、さまざまな発想をしてみるのです。これが実に下らなくて、面白い! ビールの炭酸の圧力で車のエンジンは動かせるのか? なあんて、本気で考えます。難しい理屈や計算は後回し。自分の能力を超えていてもかまわない。とにかく、会社の往き帰りでこんなことばかりやって、にやにやしていたのです。その結果、アイデア出しに苦労した経験はありません。

創造の訓練はどこでもできます。お風呂場でも、リビングでテレビを観ながらでも。私はこれがコツだと思っています。

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