Google PageSpeed Insightsは一つの相対的指標

技術情報
Google PageSpeed Insightsは一つの相対的指標

 

Googleの『PageSpeed Insights』をご存知でしょうか?

様々な参考書や記事で紹介されているのでほとんどの方が存在は知っていると思います。

これは何かと言いますと、『PageSpeed Insights』の名前の通り、サイトページの表示にかかる速度に評価点数をつけるものです。

「あなたのサイトの表示スピードは○○点です」とGoogle先生から言われるわけです。(100点満点ですから小学校のテストみたいです)

『サイトは何秒以内に表示されないと閲覧者は逃げてしまう・・・』と云われますから皆さんこの点数が気になります。

60点以上、いや70点以上は欲しい。

しかし、ちょっと待ってください。その点数の確度(信頼度)をちゃんと理解していますか?

今回は『PageSpeed Insights』の評価点数のとらえ方についてお話ししたいと思います。

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上図を見てください。表題図と同じサイトを1分後に計測した結果です。10点以上差があります。

これは、SNSボタンのJavaScript SDKというものを有効にしただけです。つまりSNSボタンを有効にしただけです。

このSNSボタン関係のJavaScript SDKはSNSセンターと通信をしますから処理時間は一定ではありません。この通信処理も評価に入ります。

また、Youtubeの動画を表示させているサイトもYoutubeとの交信時間は評価に入ります。

ですから、正確に評価を行うにはこのような不定要因をすべて外さないといけないわけです。

 

上図の①を見てください。評価点数を上げる方法の提案の”サーバーの応答時間を短縮する”です。

サーバーの応答時間は様々な要因が入っています。PHPの処理時間、共用サーバーの混雑による遅延、先ほどのSDKやYoutubeなどの交信時間です。もっとあると思います。試しに1分おきに『PageSpeed Insights』の計測をやってみてください。サーバーの応答時間はコロコロ変わるはずです。

 

次に②を見てください。評価点数を上げる方法の提案の”画像を最適化する”です。

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要は”画像がもっと圧縮できますよ”ということです。今回測定しているサイトの画像は『EWWW Image Optimizer』という画像圧縮最適化のプラグインを使用しています。それでも圧縮最適化を要求されるということは相当な圧縮をしないと許してもらえないということでしょうか。(笑)

 

③を見てください。評価点数を上げる方法の提案の”スクロールせずに見えるコンテンツのレンダリングをブロックしている JavaScript/CSS を排除する”です。

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ホームページのファイルはコンテンツが始まる前にCSSファイルやJavaScriptライブラリーなどを読み込ませて準備をするようになっています。

Google先生はCSSファイルやJavaScriptライブラリーが表示の邪魔をしているので”排除”しなさいと言っています。(たぶん訳が相応しくないと思いますが)

確かに極度に長いCSSファイルやJavaScriptライブラリーは何とかするべきですが、WordPressのテーマや汎用プラグインの開発者は「CSSファイルやJavaScriptライブラリーはファイルの頭で読み込み済み」を大前提に設計を行っています。

闇雲に読み込む位置を変えて『PageSpeed Insights』の点数を上げるのは良いのですが不具合を積極的に増やす行為にしか見えません。

弊社WordPressテーマTAテーマ001にCSSファイルの読み込み位置を変えたりJavaScriptライブラリーの読み込みを非同期にして表示速度を上げる機能はありますが、理解して実行できるスキルの方向けの『プロ』の限定機能にしています。

 

結論は、表題通り『Google PageSpeed Insightsは一つの相対的指標』です。

画像もCSSファイルやJavaScriptライブラリーも極端に大きくなければ『PageSpeed Insights』の数字は参考程度と思ってください。

あまり一人歩きの数字に振り回されないように。

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