ワードプレス サーバー変更、引っ越しなどの注意点

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ワードプレス サーバー変更、引っ越しなどの注意点

 

WordPressのテーマ変更だけでしたら新旧テーマの差異を補正するだけで良いことは先日お話ししました。(ワードプレステーマを変更して困る(?)こと

しかし、実際には様々な理由でWordPressサイトのディレクトリーを替えたり、サーバー(レンタル会社自体の変更)を替えたりする場合も多いと思います。

この場合はテーマ変更だけの様な簡単な差異補正だけでは足りません。

次の図を見てください。

move1

WordPressのコンテンツ(固定ページや投稿記事など)がどのようにして記録、表示されているかを示した図です。

テーマは何かを記録することはできません。コンテンツを如何に見(魅)せるかの手続きがあるだけです。

アップロードした画像もある場所にまとめて記録(格納)されているだけです。

WordPressのコンテンツを構成しているのはデータベースと呼ばれる特殊な管理をするメモリーです。

データベースには各コンテンツのテキスト(HTML情報)と画像とのリンク情報が格納されています。

ですからテーマが変更になってもコンテンツのテキスト情報と画像のリンク情報はそのままなので表示が可能なわけです。

 

今回の話題は『サーバー変更、引っ越し』です。

画像やテーマは簡単にFTPと呼ばれるツールで移動ができます。まさに時間だけの問題です。

しかし、データベースはFTPツールで見てもどこにもそれらしきものが見当たりません。

そうなんです。データベースはWordPressとは別のところに存在します。そして、セキュリティー等がしっかりしているので簡単には触れないようになっています。

それではデータベースの引っ越しは不可能なのか、と言うとそんなことはありません。

phpMyAdminというデータベース専用のツールを使って移動させます。

※ phpMyAdminの簡単な説明はBackWPupとphpMyAdminを使った復旧をご覧ください。

ただし、同じサーバー内でディレクトリー変更の場合は対象のデータベースにアクセスできることもあるのでデータベースの移動は不要かもしれません。(レンタルサーバのマニュアルをご覧ください)

 

ふぅ~これで大丈夫。

 

残念ながら、これだけでは無い場合があります。

独自ドメインを使用していて、ディレクトリーやサーバーが変更になっても画像のURLが同じであればデータベースの移動だけでOKです。

しかし、レンタルサーバー会社のURLを使用している場合は、サーバー変更は当たり前ですがディレクトリー変更でも画像のURLが変わります。

これは大変なことで、データベースに記録されている画像のリンク情報も含めてWordPressサイトURL情報を全て変更しなければなりません。

URLの変更だけですが、量が多いので作業工数的には大仕事です。

※ WordPressの『ツール』のエクスポート、インポートを使用すると画像のリンク情報も書き換えてくれる場合もあるのですが、データ量が多いと不安定(画像やリンク情報の移動が不完全)になるため、最近はおすすめしていません。

 

とにかく、WordPressは日常のユーザーインターフェースはすこぶる簡単なのですが、サーバーでのハンドリングは非常に面倒で大ごとです。(データベース管理だから)

ホームページ制作業者の方でも、WordPressの引っ越しはFTPでファイル群をそのまま移動するだけでOKと勘違いされている場合があるのでご注意ください。

それは同じサーバー内で同じデータベースにアクセス可能でサイトURLに変更が無い(独自ドメイン)の時だけですから。

 

お役に立てれば幸いです。

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