”きっかけ”が重要で崇高

特許情報

アイデアなど今までとは異なる何かを考える力、すなわち創作力は、技術系の人だけの特権ではないと思います。というより、技術系の中でも創作ができる人はやはり少数派です。100人に1人くらい、1%くらいだと思います。技術と関係の無い業界にいても、主婦でも、創作活動ができる人は1%程度でしょう。

そう考えると、ある一定の確率で天賦された特殊な能力かもしれません。つまり、理科嫌い、数学嫌いの人でも、関係なしに与えられた才能かもしれないのです。

先ほどの技術系の中でもほとんどいないと書きましたが、私は大手電機メーカーの開発設計部門に長年居た中での経験からです。皆さん有名な大学を優秀な成績で卒業したエリートでした。仕事は間違いもなく立派にこなします。しかし、いざ誰もやっていないことを考えるという場面では、お粗末な案しか出せないんです。つまり、習った高度な技術は駆使できるけど、習ってない、新たな、自分で考えないといけないことは、からっきし素人と同じなんです。ですから、彼らが書く特許はモディファイ特許と言って既存技術のちょっとだけの修正や応用が多いのです。

何かと何かを組み合わせて新たなものを創造することができる人は、やはり百人に一人くらい。

なんでこのようなことを書いているかというと、アイデア創造は技術系の大学を出ているからとか技術を専門にしているからできるものではない、ということを知ってもらいたいから。例えば、携帯電話の通信方式に使用されているSS通信の原理は、どこかの国の女優さんが考えたんです。

アイデアはきっかけですから、理論的、技術的肉付けはできる人に任せれば良いわけです。

もしあなたがアイデア創造の才能があったとして、その道に進んでいないからと言ってあきらめてほしくない。あなたのきっかけを私たちエンジニアがいくらでも膨らませることができるんです。

きっかけがどれだけ重要で崇高なものなのか、私は理解しているつもりです。

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