パリ条約

特許情報

パリ条約をご存知でしょうか?

特許関係の世界条約です。

特許は先願主義を採っていることはご存知だと思います。また、特許権の有効範囲は国(または特定地域)の行政範囲であることも有名です。

しかし、一個人(企業)が全ての国に対して先願が出来るかというと、金銭的にも時間的にも、かなり困難です。

そこで、パリ条約の登場です。

正式には、”工業所有権の保護に関するパリ条約”と言うそうです。

パリ条約に加盟している国(ほとんど全ての国と地域)の一つの国で特許及び実用新案申請を行ってから1年間(意匠及び商標については6か月)は、他の加盟国で同内容の出願を行っても、最初の国での受理日が採用されるというものです。

つまり、日本の特許庁で2014年3月10日に受理された特許案件は、アメリカで2015年3月9日に受理されると、受理日がさかのぼって、2014年3月10日になります。

ですから、先ずは自国で特許を申請し、先願権を取得しておいて、様子をみながら1年以内に費用と手間のかかる外国出願を行う猶予がある。という便利な条約なんです。

もちろん、出願日だけの話で、権利化はそれぞれの国の審査官が独立して行います。

 

«
»
  • LINEで送る

音声ミュートを解除すると軽快な音楽が流れます (^^♪