「俺ならこうする」という建設的な考え方

特許情報

最近、若いエンジニアと仕事をすることが多いです。

新鮮な考え方、最新技術の知識など、こちらも刺激を受けるので楽しんで仕事をしています。

しかし、気になる点があります。

これは以前から感じていた、他のエンジニアにも共通すること。

特許技術の様な高度な創造を行うための基本的な考え方ですから紹介します。


優秀なエンジニアは、あらゆることに対して大なり小なり批判的です。

正確には批判的な眼で物事を観察する、でしょうか。

つまり、物事を鵜呑みにしない。

完成されたと思われる技術に対しても「本当かな?」と調べる。

自分が考えた技術に対してもどこかを疑う。

これは、エンジニアとして当然のことだと思います。

批判的な疑いの中から改善案や新しいアイデアが出ることが多いからです。


ところが、たまに、批判的な意見だけを言う人がいます。

「だけ」が問題。

エンジニアが批判的に事象を観るのは、何か改善策等を発見するためです。

他人や特定の技術を攻撃するためではありません。

エンジニアとして技術的意見を述べる場合には、批判的意見とともに解決策も示すべき。

つまり、どこかに「俺ならこうするのになぁ」という議論の元になる意見が含まれていないといけません。

そのアイデアが稚拙でも不完全でも構わない。

そこから技術的議論が始まるのであれば、それだけでも効果的です。


批判的な眼を持つことと批判することは全く別の次元の行動です。

でも、若い不慣れなエンジニアはここが分かっていない。

エンジニアの技術的な意見には建設的な言葉が無いと相手にされません。

どんなに優秀な人でも、孤立します。

他のエンジニアの創造的モチベーションを下げるだけだからです。


新しい知識や勢いでは若い人に敵わないので、私はこの様なことを彼らに教えています。


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