BackWPupとphpMyAdminを使った復旧

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BackWPupとphpMyAdminを使った復旧

先回はWordPressのプラグイン『BackWPup』を使ってバックアップを行う方法を説明しました。

今回は復旧の方法です。

先ず、大前提を云いますと、

「復旧にはFTP、phpMyAdmin(後述)などのツールやデータベースなどの専門用語の知識が必要」

です。

これは、いくらブラウザだけで投稿の更新・変更やテーマやプラグインファイルの修正ができることが売りのWordPressであっても、WordPressファイル自体が破壊されて機能しなくなった場合も含めての復旧と捉えると理解できると思います。

もし、FTPなどを避けて来た(?)方はこの機に勉強されてはいかがでしょうか。(決して難しくないです)

では早速、説明を始めます。

復旧にはファイルの復旧とデータベースの復旧の2種類があります。

ファイルは、php、css、js、htmlなどの言語系ファイルやjpg、pngなど画像系ファイルなどが含まれます。皆さんがパソコン上で扱っているファイルだと考えてもらってOKです。

データベースはみなさんの目にはあまり触れないものだと思います。名前の通りデータを扱う物ですが、格納の方法、アクセスの手順などが標準化されているデータ格納に特化したプログラムデータだと考えてください。なぜデータベースを利用するかと言いますと、データを世界標準で一元管理することにより、アプリケーションに汎用性が出るということと強力なセキュリティー管理が可能になるからです。そして、WordPressもMySQLというデータベースを採用しています。

WordPressの復旧では、一般ファイルにはFTPを、データベースにはphpMyAdminを使用します。

■ 『BackWPup』で作成したバックアップファイルの取得

FTPソフト(弊方はFTPツールとしてWinSCPを使用しています)を使ってサーバーのバックアップファイルのあるディレクトリー(PC的に言うとフォルダー)に行きます。

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対象のバックアップファイルをPC上にダウンロードします。(ここではサーバー上のディレクトリにバックアップファイルがあるとして説明しています)

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そしてPC上にダウンロードされた圧縮ファイル(ここではzip)を解凍します。Windows7・8では圧縮ファイル上で右クリックすると出て来るメニューから”すべて展開(T)…”を選択してクリックします。

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解凍フォルダーの名前とどこに置くかを聞かれますので、ここではFTP通信を行っているフォルダー内に圧縮ファイルと同じ名前で解凍させます。

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しばらく経ってから解凍フォルダーが作成されます。

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解凍フォルダーを開きますとバックアップされたファイル類が存在することが分かります。文字化けしたファイルがありますが、これは自動で作成された日本語名ファイルです。バックアップ作業では使用しませんから気にしないでOKです。(ここでは削除します)

※ FTPソフトを使う時にはセキュリティー用ソフト(ウィルスバスター等)はオフにすることを強くお勧めします。理由はFTPファイルの通信中に独立にチェックを行うためファイルデータの欠如等を起こす可能性があるためです。

■ 一般ファイルの復旧

FTPソフトを使ってサーバーのWordPressファイルのあるサイトルートディレクトリー(PC的に言うとフォルダー)に行きます。

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そして、先ほど解凍したバックアップファイルのフォルダーから、manifest.json、データベース名.sql、backwpup_readme.txtの3つを除いた全てのフォルダーとファイルをサーバーに上書きアップロードします。

もちろん、部分的に必要な所だけ(例えばテーマだけとか)を上書きアップロードしても構いません。

基本的には一般ファイルの復旧はこれで終了です。ほとんどFTPの操作と言っても良いですね。FTPの重要性がご理解いただけたでしょうか?

今回は説明いたしませんが、サイトの移植(他のサーバーに引っ越しする)も基本的には今回の作業と同じです。(若干書き換えが必要ですが・・・)

■ データベースの復旧

次にデータベースの復旧の説明をします。これにはphpMyAdminというツールを使用します。

phpMyAdminはレンタルサーバー会社が用意していますからご自分のレンタルサーバー会社名+phpMyAdminのキーワードで検索して確認してください。

また、WordPressを立ち上げた時に、データベース名、データベースユーザ名、データベース接続パスワード、データベースサーバ名を設定していますからそれを確認しておいてください。FTPでサイトルートディレクトリーにあるwp-config.phpの中にも書いてあります。(個人的にはセキュリティー上好ましくないと思っていますが・・・)

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各レンタルサーバー会社が用意しているphpMyAdminに必要事項(データベースユーザ名、データベース接続パスワード、データベースサーバ名)を入力するとphpMyAdminのホームに入る事ができます。

phpMyAdminホームの左側の欄にあるデータベース名の中から対象のデータベース名を選択してクリックします。

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対象のデータベースに入りました。次に上部のタイトルから”インポート”を選択してクリックします。

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インポートするファイル欄の”ファイルを選択”をクリックして、先ほど解凍したバックアップファイルのフォルダーから”データベース名.sql”を選択します。これがデータベースのバックアップファイルです。最後に右下の”実行する”ボタンをクリックします。

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完了した旨のメッセージが出ますからこれでデーターベースも復旧です。

慣れている人が行えばそれほど難しい作業ではありません。

しかし、これだけは気に留めていてください。復旧と云えどもファイルやデータベースの上書きを行います。つまり元に戻せない作業を行います。作業は安易に行わずに注意に注意を重ねて行ってください。

緊急の際にご参考にしてください。(お試しで復旧作業はやらないでくださいね)

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