All in One系プラグインに潜む罠

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All in One系プラグインに潜む罠

最近のWordPress環境には非常に便利なプラグインがたくさんあります。

特に多くの人に喜ばれるものはAll in One系の『All in One SEO Pack』や『WP SiteManager』などだと思います。

しかし便利なものは使い方を間違うと意外と不便に化けるということが今回の話題です。

WordPress初心者の方がAll in One系を使用する目的は(よくわからない)SEO・SMO(以下SEOと略します)対策を一括で挿入したいからではないでしょうか。

(SEO:Search Engine Optimization、SMO:Social Media Optimization)

私のクライアント様も必ずと言って良いほどこのAll in One系をインストールしていらっしゃいます。

そしてですね、このAll in One系のトラブルが多いのです。

むしろ、このトラブルが原因で弊社へ依頼される場合が多い。「プラグインのバグか何かで○○○が表示されない・・・」というご依頼。

SEO処理のプログラムは我々が開発する物の中では初歩の初歩程度の簡単な内容です。(PHPの演習代わりに作製しても良いレベル)

有名なプラグインのSEO処理に分かりやすい(表示されないとか)バグがあるとは考えにくいです。

問題は(クライアント様の)使い方にあります。

SEO対策の特徴は、”処理数の多さ”と”確認の特殊性”にあると思います。

【処理数の多さ】:
タイトル、メタキーワード、メタディスクリプション、カノニカルタグ、h1表記、SNSボタン、OGP(Open Graph Protocol)、Twitter Cards、・・・

【確認の特殊性】:
SEO関連の確認をするためにはHTML記述そのものを観る必要がある場合が多い。

上記2種類の特徴を読んで意味が分からない人はAll in One系のトラブルに遭う確率が高いです。

何故か?

それはですね、SEO対策処理は簡単なプログラムですから、テーマや他のプラグインに付いていたりするからです。

SEOを理解している人(少なくとも名称を知っている人)は2つ以上同じ処理をする機能がある場合には一つだけを残して他はオフにできます。

それを怠ると複数の処理がされます。

複数の処理がされても先に処理された物だけでも有効になれば良いのですが、中には同じ物が複数あるとエラーとして扱われるものもあります。

良く目立つ例が、OGPです。

Facebook等で結果がすぐ分かるので不具合が目につきます。

allinone2

OGP不具合のクライアント様のOGPを確認(FacebookのOGP解釈を確認するサイトがあります:後日紹介します)すると、上記の様に複数の宣言がされている旨のエラーが出ています。

そこで、そのクライアント様のHTML表記を確認すると、使用しているテーマが出力したOGPとAll in One系プラグインが出力したOGPの両方が出ているわけです。

もちろん、一つをオフにすると正常に戻ります。

OGPはSMO処理の例でしたが、他のSEO・SMO対策処理でも同じことが起こり得ます。

ですから、All in One系のSEO処理を行う場合は、機能の一つ一つをチェックする必要があります。また、HTML表記のチェックやOGP解釈の確認などをする必要があります。

この事実をあるクライアント様に述べたところ、「うひゃー、それは出来ない!!」とおっしゃいました。

それはそうだわいと思って、弊社のテーマ『TAテーマ001』は現在主流のSEO・SMO対策処理を全て入れました。(他のプラグインを入れないで済むように)

また、初期設定でそこそこのSEO・SMO対策になる様にしてあります。(今後もクライアント様の使い方を参考に改善します)

済みません、少しだけ宣伝させて頂きました(笑)

初心者のためのAll in One系が実は面倒くさいという例でした。

ご参考になれば幸いです。

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