JetPackのOGP出力のみを無効にする方法

WordPressに必要な様々な機能が1パックに入っているプラグインJetPackをお使いの方は多いと思います。
私もFaceBookとの自動連携(投稿)の機能が欲しくてインストールしています。
しかしですね、最近この便利な1パック型プラグインには落とし穴があることに気が付きました。
私の様にFaceBookとの自動連携(投稿)の機能を使用したい人はJetPackの『パブリサイズ』という機能をONにするはずです。
たったこれだけ(WordPress.comやFacebookとの認証は当然必要です)で自動連携ができるので簡単です。
さて、ここからが問題。
JetPackの『パブリサイズ』はFacebookとの自動連携機能だけではなくOGP機能も一緒に有効になるのです。
OGP機能(ここを参考にしてください)については割愛しますが、これは結構分かりにくい不具合をもたらします。
Facebookとの自動連携機能を理解している方は、既にOGP機能を別のプラグインやオリジナルの記述で実現している人だと思います。
もちろん、私も実現済みです。ちゃんと動作確認済です。
ところが、何も知らずに(少なくとも私は知らなかった)JetPackのFacebook自動連携機能を有効にすると、OGPのタグ(HTMLの記述のことです)が2つ出力されるわけです。
なぜ気付いたかというと、私はホームページをリニューアルする機会が最近あって、OGP用の画像の変更をしました。Facebookのデバッガー(ここを参考にしてください)で確認をした時に分かったのです。
上図の様にデバッガーに警告文が出ました。
Object at URL ‘https://tec-aid.com/’ of type ‘article’ is invalid because it specifies multiple ‘og:url’ values: https://tec-aid.com/, https://tec-aid.com/.
要は”OGPのタグ出力が複数ある”と怒られているわけです。
そんなはずは無いと思い、ページのソースを観ると、
しっかり二つあります。私のとJetPackさんのと・・・
とにかく、どちらかを消さないとOGP機能が上手く動かない。
私のOGP機能は画像や記述などを最適化しているので、必然的にJetPackのOGPに消えてもらうしかないです。
しかし、JetPackのどこにもOGP機能を無効にする設定が無い・・・
そこで困った時のWordPress.orgのフォーラムに関連記事ありました。以下のadd filterで無効にできるらしい。
add_filter(‘jetpack_enable_open_graph’, ‘__return_false’, 99);
最後の’99’はプライオリティーなのであってもなくても良いのですが、フィルターフック’jetpack_enable_open_graph’にfalseを返すと良いということ。(単純にコピー&ペーストするとシングルコーテーション[‘]やコンマ[,]などが文字化けする場合があるので修正してお使いください)
このおまじないをfunctions.phpに追加するだけです。
上図の様に正しく認識されるようになりました。
お試しください。