ワードプレスの固定ページ、投稿記事、プラグイン、テーマの違い

今回はWordPressの基本の復習です。
WordPressは大きく分けると『固定ページ』、『(カテゴリーごとの)投稿記事』、『プラグイン』、『テーマ』の4種類の部品で出来ています。
これら以外にもカスタム投稿などがありますが、普通の方が扱う場合はこの4種類です。
そして更にこれらを2つの種類に分けることができます。
『WordPressシステム側』(良い言葉が見つからないので勝手に名付けました)と『ユーザー側』です。
『WordPressシステム側』には『固定ページ』、『(カテゴリーごとの)投稿記事』、『プラグイン』が入ります。
『ユーザー側』は『テーマ』だけ。
技術的な言葉を使用しないでそれぞれの違いを説明してみます。
『WordPressシステム側』はコンテンツと呼ばれる画像や言葉による説明文などで成り立つ『固定ページ』、『(カテゴリーごとの)投稿記事』が属していると前述しました。
コンテンツは単なるトランプのカード(データ)だと考えてください。それぞれのカードをどこでどう見せるか、使うか等は関係無しにただトランプ箱(データベース)に保存している。
また『WordPressシステム側』に属している『プラグイン』はWordPressが標準で持っていない機能を追加(標準機能を拡充する場合もあります)します。これもコンテンツのカードの様にただ機能として存在、準備されているだけです。
そして、『ユーザー側』のただ一人の要員である『テーマ』。
ホームページとしてのWordPressはこのテーマが全てをコントロールしています。
用意されている機能(WordPress標準機能、プラグイン)と準備されているカード(固定ページ、投稿記事)をどう使うか、どう見せるかを決めます。
タイトルのデザインはこうで、アイキャッチ画像をここに表示して、サイドバーにカテゴリー毎のダイジェストを表示して、・・・
テーマはユーザーの意図や好みを表現する場です。同じコンテンツをテーマを切り替えてみた実例をビデオで紹介します。
”WordPressでホームページ制作をする”ということは”テーマを制作する”とほぼ同義です。
WordPressはテーマを複数持つことが可能ですから、それを切り替えると同じコンテンツや機能を使って、異なる表現(見せ方)が出来るわけです。
ですから、複数のテーマを使用する前提の方や将来テーマを変更する予定のある方はコンテンツ(固定ページ、投稿記事)をテーマに依存しない様に書く方が良いです。
例えば、あるテーマでアイキャッチ画像をタイトルの上部に自動で表示していた場合に、説明文で「上図の様に・・・」なんて書くと他のテーマでは意味が通じなくなったりしますから。
テックエイドオリジナルテーマ『TAテーマ001』はテーマ内で複数の異なった設定(デザインや表示方法)の切り替えが可能です。
『TAテーマ001』バージョン2.00からは設定値ファイルのエクスポートも可能になりましたので『TAテーマ001』を使用しているユーザー間での設定移植が容易になります。