WordPressのカノニカルタグ
WordPressは標準でカノニカルタグを出力します。
話題を進める前にカノニカルタグについて簡単に説明します。
ホームページ(サイト)は複数のドメインを関連付けることが可能です。
例えば、http://abc.jpとhttp://xyz.comを同じサイトに割り当てることもできます。
多い例では、http://qwerty.comとhttp://www.qwerty.comの様なwwwの併用でしょうか。
www併用に関しては将来改善されるでしょうが、複数の完全に異なるドメインの併用は検索エンジンは区分けができません。
つまりアクセス数などのデータが全く別のサイトとして扱われるのです。
この様な不具合を避けるためにカノニカルタグが存在します。
どの様なドメインから辿り着いても検索エンジンにはカノニカルタグで設定したURLとしてカウントしなさいと指示をするタグです。
話を戻します。WordPressは標準でこのカノニカルタグを出力します。
どのドメインを出力するかというと、WordPressの設定に入力したものを出力します。
しかし、テーマなどを修正して、自分独自のカノニカルタグを出力したい場合にWordPress標準出力は邪魔になります。
今回はWordPressは標準のカノニカルタグ出力を無効にする方法です。
これはものすごく簡単で、functions.phpに
<?php remove_action( ‘wp_head’, ‘rel_canonical’ ); ?> (<>は全角表記にしてあります)
の一行を書くだけです。
WordPress標準のカノニカルタグ出力を無効にした上で、好みのドメインのカノニカルタグを記載すればOKです。
<link rel=’canonical’ href=’お好みのドメイン’ />(<>は全角表記にしてあります)
お試しください。