Google Analyticsの海外からのスパム防止フィルター設定

ご自分のサイトへのアクセス数を把握するツール(アナライザー)としてGoogle Analyticsを利用している方は多いと思います。
検索エンジンを主宰しているGoogleが行っているサービスなので有名ですよね。
ところで、アクセス結果の詳細を観ると、ロシアだったり中国だったりから相当数のアクセス数を占める場合がありませんか?
これはスパムサイトからのアクセスがと思って間違いありません。
しかし、いくらスパムとはいえ、サイト深部への侵入ハッキングを行っていないのであれば、通信傍受の自由(インターネットに関する法整備は追いついていない)により、アクセス自体は違法(?)ではありません。
そうはいっても、余計なアクセスが多く含まれると、SEOの効果や記事関心度の統計を知りたい人にとっては邪魔な存在ですよね。
そこで、今回はGoogle Analyticsのフィルター機能を使って特定のアクセス元をカウントしないようにする設定の話です。
先ず、上図の様にGoogle Analyticsサイトの”アナリティクス設定”をクリックして設定画面に入ります。
そうすると上図の様な設定ポータルサイトが開きますから、”すべてのフィルター”をクリックします。
次にフィルター設定画面で”+新しいフィルター”をクリックします。
フィルタ名に適切な名前(英数字が良いと思います)を記入して、フィルタの種類から”カスタム”を選択します。すると詳細設定画面が開きますから、”除外”を選んでフィルタ フィールドから”参照”を選択します。
そして、フィルタパターンにカウントしたくないアクセス元URLを正規表現で記入します。
ここでは、ロシアの有名なスパムサイト、blackhatworth.com を例にします。
blackhatworth.comの正規表現は”.”の前にバックスラッシュ”\”(半角英数字モードの”¥”キー)を入れます。
つまり、blackhatworth\.com となります。
最後に、ビューにフィルタを適用で対象のビューを選んでから”保存”で終了です。
怪しいアクセス元(少なくとも海外を対象にしていないサイトなのに海外からのアクセス数が週に2桁を超えるようなら)を見つけたらこのフィルターでカウント対象から外すことができます。
お試しください。